"出来るからやる"んじゃなくて、"やるから出来るようになる"
どうも皆さん、tatです。
今回お話したいことはタイトル通り。
「"出来るからやる"んじゃなくて、"やるから出来るようになる"」。
実はずっと前からコレを書きたかったのです。
日本に居る時はありがたい事に色んな人とご縁があって、様々なお話をする機会があります。
年上の方に同世代、下の年代の方々。
僕がロシアで働くことになった経緯やロシアで日本語を教えている事をお話すると、多くの方々が「すごいですね!」と言って下さいます。
もちろん社交辞令なのは分かっていますが、それでも嬉しいものは嬉しいです。
でも、「僕には絶対そんなの出来ないですわー」と付け加える人が居ます。
また、「よく世界一周しようと思いましたね!自分には無理ですわー」と言う人も居ます。
違うんですよ。
最初から出来てた訳じゃないんですよ。
外国人に日本語を教えたことなんてロシアに来るまで全く無かったですし、そもそも大学時代に先行していたのは経営学ですよ。言語関係無し。
今でさえ、毎回日本語の文法を自分で勉強しながら何とか楽しんで貰えるように授業をしています。
助詞の「に」の説明出来ます?
日本語の動詞には変化の仕方で2種類に分けられるのは知ってます?
「~して」とか過去形の変化がややこしいのは?
ただでさえややこしい言語なのに、それを全部英語で説明出来ます?
これらぜーーーんぶ、ロシアに来て「日本語クラスやってみない?」と言われてから初めて独学で学んで、他人に説明できるように整理して、授業を行なっているのです。
ひーひー言いながらやってます。生徒が見えない所で。
特に年下の子達に多いですが、
「やりたい事がない」、「自分はこうしてみたいけど常識的に、、、」とか「自分にはそんな事出来そうにない」と言う人が居ます。
まずはやってみて欲しい。
挑戦してみて欲しい。
例えば、ある部長が居るとしましょう。
その部長は"既に部長としての仕事が出来る"から部長になったんですか?
違いますよね。
部長になってから"部長の仕事が出来るようになった"んです。
"今はまだ出来ない"で良いんですよ。
やってみた上で、そこから出来るようになればいい。
一番ダメなのは「そんなもの出来ない」と、やってもないのに結果を否定する事です。
周囲の声に従った所で、周りの人間は最後まで守ってはくれません。
自分の直感に従って欲しいです。
"まだ出来ない"なら"これから"出来るようになればいい。
それが努力でしょう?
自分の直感に従って努力する人は魅力的に見えます。
助けてくれる人が早かれ遅かれ現れます。
今出来なくても構いません。
でも、"まだ"を付けて下さい。
これから出来るようになれば良いのです。
今やりたい事がなくたって全然構いません。
でも、今は"まだ"と付け加えて下さい。
今からやりたい事を見つければ良いだけ。
焦らなくても大丈夫です。
本当に、声を大にして貴方に言いたい。
まずはやってみましょう!
怖いのは重々承知の上です。
初めてのことは怖いに決まってます。
最初の一歩、それだけ踏み出してしまえばどんどん楽になりますから。
どうしても無理だと思えば道を変えてしまえば良いだけでしょう?
今まで出会った人の中でこの一歩を踏み出した人は皆「変わり種」ばかりでした。(便利な表現!)
そんな変わり種の友人は皆魅力的ですし、次に何をするか分からないから人を惹きつけます。
どうか貴方が今持っている自分の意思に従って、「変わり種」になりますように。
期待してます!